買取コラム詳細

「雲南のツバキ」は、中国の美しい植物資源を広く宣伝しようという目的で1979年に発行された、印象的な切手シリーズです。全10種類の切手には、赤、黄、桃色といったカラフルな色合いの大輪の椿が描かれ、その魅力で多くの人々を惹きつけています。発行枚数は限定されており、一部の切手においては希少価値が高く、コレクターの間で非常に高値で取引されています。特に「2元」の額面を持つ大型の横長切手には、桃色と赤色の椿が華やかに咲き誇り、これがシリーズの中でも最も高額で取引されることが多いです。

また、「雲南のツバキ」シリーズには切手の他に小型シートも存在し、こちらの発行枚数はさらに少なく、僅か25万枚です。こうした希少性が、コレクターの心をひきつける要因の一つともなっているのでしょう。このシリーズは「牡丹シリーズ」との美しさで度々比較されますが、そのどちらも比べられないほどの魅力を持っています。この神秘的な切手たちは、今も尚、多くの切手ファンや植物愛好家たちを洞察的な視点で楽しませています。

古い中国の花切手は、プレミア価格になりますので、まずは家の中の切手アルバムをチェックしてみてください。