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経済危機・パンデミック・紛争の影響を受ける金相場

金・プラチナ・貴金属

2026/01/24

過去の経済危機において、金価格はしばしば重要な変動を示してきました。特に1970年代のオイルショックでは、原油価格の暴騰によって世界的なインフレーションが引き起こされ、人々が現金の価値下落を恐れたことで金への需要が急増しました。この結果、金価格は1970年代初頭の1トロイオンス約35ドルから1980年には一時850ドルまで高騰しました。これは、実物資産としての金の価値が最も顕著に示された瞬間の一つです。

また、2008年のリーマンショックは金融危機の典型例です。当初は危機が投資家による換金売りを招き、金価格も一時的に下落しましたが、その後は急速に回復しました。各国の中央銀行が金融緩和を進めた結果、通貨不安が生じ、金が再評価されたのです。結果的に、リーマンショック後の数年で金価格は高値を更新し続けました。

これらの事例は、経済危機が発生すると短期的に金の価格が乱高下する可能性があるものの、長期的には通貨への不安を反映して上昇する傾向があることを示しています。ジュエリーや貴金属を所有する方々が知っておくべき歴史的教訓と言えるでしょう。この知識は、現在の不安定な情勢でも、あなたの資産が持つ可能性を理解する手助けとなります。過去の状況を参考にしつつ、落ち着いて資産を見極めることが重要です。

近年の新型コロナウイルスによるパンデミックまたウクライナ情勢、中東情勢、直近ではグリーンランド問題などの世界中の地政学リスクは、金価格に大きな影響をもたらしています。パンデミックが始まった際、多くの国が経済を維持するために大規模な財政出動を行い、結果としてドルの供給が増大しました。そのため、実物資産である金の需要が高まり、価格が上昇しました。さらに、ウクライナ情勢や中東における緊張など、地政学的な不安が強まると、「有事の金」として投資家からの需要が急増します。

これまで金の唯一の欠点とされていた「金利がつかない」という点も、低金利が常態化する中で相対的なデメリットを減少させています。金は発行体の破綻リスクがない安全な資産と見なされ、その強みが注目されています。これらの要因が重なり合い、投資家からの関心はますます高まっています。